在日連続講座報告
2017.9.2、 2017.9.30
当館では、2005年から毎年「在日の今を生きる」連続講座を開いてきました。在日コリアンのことを知り、理解しあうことは当館の大きな目的のひとつです。今年は在日3世の方たちから伺いました。
1、「ヘイトスピーチを止めた街から」崔江以子(チェ カンイジャ)
9月2日崔江以子さんの発言から、「憤りを覚えないのは、あなたが関心を持たないからです!」「私は差別をしていません、どうしたらよいですか?」「差別を批判し、大切な人にシェアしてください!」「自分が差別をしないだけでは差別はなくならないのです!」は、私たちの生き方を問うています。
2、「在日朝鮮人の『声』を国際社会へ-私のたたかい」金優綺(キム ウギ)
9月30日朴金優綺さんの講演会は,なぜ朴が名前に加わったかの説明から始まった。母方の名字「朴」を今夏から付けているとの事。さすがジェンダー目線で言行一致。
講演内容のポイントは、「ヘイトスピーチ」は民間レベルの民族差別問題だが、朝鮮学校「授業料無償化」からの排除は日本政府や地方自治体など公権力による「上からのヘイト」である事。「朝鮮学校物語」はお勧め本です!