高麗博物館 展示替え休館のお知らせ:2023年4月24日(月)~5月2日(火)は展示替えのため休館いたします。 5月3日(水)より企画展伊藤孝司写真展「平壌の人びと」を開催いたします。 (2023年5月3日(水)~7月2日(日)) ★チマチョゴリの試着を再開しています。★6名以上の見学は事前にご相談ください。予約状況で日時の変更をお願いする場合もあります。
★講演会・講座の当日は、準備のため見学できません。
★コロナ感染対策の予約制は継続しておりますのでできる
限りの予約をお願いいたします。
下記の予約表にあります項目をすべてご記入頂きお送り下さい。
その他TEL/FAXもOK!
TEL:03-5272-3510 FAX:03-3207-0533
★ご来館前には検温実施して頂き、下記に当てはまる方は、ご来館自粛をお願い致します。
*平熱と比べて1度以上高い発熱がある場合
*咳・咽頭痛などの症状がある場合
*過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある場合
★ご入館前には検温をさせて頂き、一定値以上の発熱のある場合には入館をお断りすることもありとご承知おき下さい。
★ご入館時のマスクの着用はご自身で判断してください。
★企画展示パネル差別語使用に関するお詫び(
★迷惑メール(なりすましメール)に関するお詫びと注意喚起
上記と同様の館からのお願い・お知らせ欄をご覧下さい。
2023年 高麗博物館企画展
伊藤孝司写真展 「平壌の人びと」
◆2023年5月3日(水)~
7月2日(日)
展示内容は[前期][後期]で入替あり
前期:5月3日㈬~6月4日㈰
ー大きく変わった人々の
暮らしー
後期:6月7日㈬~7月2日㈰
ー朝鮮で見た米国・日本
との関係—

30年近く、朝鮮民主主義人民共和国を取材した伊藤孝司さんだからこそ撮影できた
写真の数々。
高麗博物館で待望の写真展を開催します。
現代トピック
国葬に見る『戦後70年安倍談話』の検証
2023年2月8日(水)~





2022年9⽉27⽇、国⺠の半数が反対した安倍元⾸相 の国葬が⾏われ、 ⼤型スクリーンには安倍元⾸相を称える8分の映像が流され、「戦後70年談話」が映されました。
1995年の「戦後50年村⼭首相談話」には「植⺠地⽀配と侵略」への認識、反省がありました。それに代わるものとして2015年に発せられた「安倍談話」が、遺⾔のように披露されたわけです。
⽇韓•⽇中関係が停滞•悪化する中で「村⼭談話」から「安倍談話」への⽇本の歴史認識の変化をふり返ってみたいと思います。
講演会:参加費1,000円(会場・オンライン共)要予約
◆「安倍談話」徹底批判
:「村⼭談話」の意義
4/1(⼟) 14:00~16:00

明治大学文学部教授
(日本近現代史)
主な著書
●『大元帥 昭和天皇』(新日本出版社、1994年、ちくま学芸文庫、2020年)
●『日本は過去とどう向き合ってきたか』(高文研、2013年)
●『兵士たちの戦場?体験と記憶の歴史化?』(岩波書店、2015年)
●『日本の戦争:歴史認識と戦争責任』(新日本出版社、2017年)
終了しました。
◆ドイツの忘却に抵抗する『想起の⽂化』と出会う
〜⽇本の学⽣たちのスタディツアー実践より
5/13(⼟)14:00~16:00

NPO法人ホロコースト教育資料センター(愛称Kokoro)代表
一人ひとりを尊重する社会を目指して、第二次世界大戦時のホロコースト史を教材にした 人権・平和教育を行う。
これまで国内外の1,200以上の学校や
教員研修で訪問授業・講演 会を実施。
世界40ヶ国で出版されている『ハンナのかばん』(ポプラ社)の登場人物。共著に『「ホロコーストの記憶」を歩く~過去をみつめ未来へ向かう旅ガイド』(子どもの未来社)等。
早稲田大学非常勤講師。
終了しました。
2023年高麗博物館企画展
関東大震災100年ー隠蔽された朝鮮人虐殺
植民地歴史博物館(ソウル) との連携企画
2023年7月5日(水)
~12月24日(日)
1923年の関東大震災朝鮮人虐殺から100年。
虐殺の起きた背景には何があるのか、
そして事実の隠蔽行為はなぜ今も続いているのか。
高麗博物館は関東大震災朝鮮人虐殺をテーマとした企画展を過去3回行い、資料の蓄積があります。
さらに今回は、新たに発見された
淇谷「関東大震災絵巻」を本邦初公開します。
100年の記憶と歴史を継承するための多角的な展示です。
高麗博物館は今回の企画展を通して、
いわれなく殺された人々を追悼すると同時にご来場の皆さんと一緒に考える時間と空間を提供したいと考えます。

関東大震災100年 隠蔽された朝鮮人虐殺
関連講演会
★9月16日(土)
「軍隊と自警団の朝鮮人虐殺─植民地戦争の経験から─」
慎蒼宇さん (法政大学教授)
★11月11日(土)
「朝鮮人虐殺を無かったことにしたい人たち」
加藤直樹さん (ノンフィクション作家)
★12月9日(土)
「関東大震災時の朝鮮人虐殺―証言から見えてくるもの─」
西崎雅夫さん (ほうせんか理事)
2023年 高麗博物館イベント

東京都立 横網町公園 朝鮮人犠牲者追悼碑
関東大震災から100年の今を問う
〜過去に学び、未来の共生社会を作るレッスン〜
◆7月31日(月)
◆新宿区立四谷区民ホール
◆開場:18時 開演:18時30分
(終演は21時)
◆チケット 前売:2000円/当日:2500円
学生:1000円(全席自由)

〈第1部〉
◆関東大震災 描かれた朝鮮人虐殺を読み解く
「関東大震災絵巻」二巻は2年半後の大正15年の作だが、これまで一度も公開されたことがなく、100年を待っていたかのごとく、はじめて世の中にでてきた。2巻合わせて32mにもなる長大な巻物の1巻目の最後に、衝撃的な朝鮮人虐殺場面が現れた。作者は雅号「淇谷」と記されていたが、誰なのか。最近、福島県西白河郡泉崎村出身で、小学校の教員を長くしていた画家・大原彌市であることが判明した。その画面からは、虐殺行為は警察官と軍人、さらに自警団が官民一体となって行っていたことが読みとれる。他の複数の画家たちが残した虐殺絵と、新資料の虐殺場面を紹介しながら、これまでのいきさつとともに、当時の画家たちが私たちに何を伝えようとしたのかを、皆さんとともに考えてみたい。
(新井勝紘)


〈第2部〉
◆韓国現代アーティストの映像作品に見る
『ルワンダ虐殺の記憶』
この度「関東大震災虐殺から100年」という趣旨に共感して、韓国を代表する現代アーティストであるジョン・ヨンドゥ氏が、アフリカのルワンダで取材・制作した映像作品「Kigali, into the night」の上映を許諾してくださいました。1994年の大量虐殺事件という悲劇が過ぎた現在も、目に見えない緊張と危機感の中に置かれているルワンダの「空気」を深く捉えた作品と言えます。この機会に、「関東大震災朝鮮人虐殺」というテーマがより拡張された普遍的な文脈で再照明されること、および韓国現代アートの生き生きとした活動が広く知られることを望んでいます。(徐京植)

高麗博物館開館15周年記念
特別頒布『韓国のやきもの』~

ありそうでなかった、 韓国、朝鮮陶磁の通史
先史から近代、土器から青磁・白磁まで
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