ユネスコ記憶遺産登録記念「朝鮮通信使随行画員展」2019.2

ユネスコ記憶遺産登録記念 
   朝鮮通信使画員展(アンコール展)終了  2019.2.3

「アンネの日記」「ベートーベン第9交響曲の直筆楽譜」「カール・マルクスの資本論初版原稿」などと並んでユネスコ世界遺産に登録された「朝鮮通信使に関する記録」(2017年登録)
日本では、「上野三碑」、「山本作兵衛炭鉱記録画・記録文書」、藤原道長の「御堂関白日記」、「東寺百合文書」が登録されています。二〇一三年に当館で展示された「画員展」の中に登録されたものがたくさんあります。2か月の展示でしたが、来館者はとても丁寧に見て帰りました。
アンケートより
大学の紹介で来館した20代の学生「非常に面白く、知らなかったことを知ることができてよかった。必ずまた来ます」
60代で静岡県の方「おもしろい!他では見られない展示。当時日本は朝鮮に学んでいたが、その交流の一端を見ることができる。朝鮮の文化的歴史を知らなすぎ、家での勉強のきっかけとしたい」
70代の方「朝鮮・韓国の高度な文化が日本文化に大きな影響を与えたことを改めて認識させられた。朝鮮通信使がその役割を果たし、世界記憶遺産に登録されたことは意義深い」など。

記憶遺産となった旅程の記録 ゆかりの地で日本の画家が描いた絵


写真上:大阪 正徳度朝鮮通信使上々
官第三船図(長府毛利家御座船)
1712 大阪歴史博物館
写真下:上関 通信使船上関来航図
1821(文政4)年 紙本着色
90.0×110.0cm 山口県上関 超専寺