高麗博物館の歩み
―「つくる会」1990年、新大久保に開館2001年―
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1990年9月
●在日コリアン女性の新聞投稿記事がきっかけで、東京・稲城市に「高麗博物館をつくる会」が結成される。市民が日本とコリアの交流を学ぶ歴史博物館を自分たちの手で作る運動が始まる。
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1991年
●開館に向けて、読書会、学習会などが始まる。全国紙3紙に掲載され、「一人芝居」の宋富子氏が参加して開館に向けての動きが全国に広まっていく。
●「会報」発行、朝鮮史講座、史跡をめぐる韓国旅行、連続講座、パネル展示などさまざまな活動が展開されていく。
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2001年
●11年の準備の後、12月7日、東京・新宿の現在地に「高麗博物館」として開館。●これまでの学習の成果を、中学生にもわかる表現で『日本・コリア交流の歴史』(明石書店)として出版。
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2002年
●「NPO法人」(特定非営利活動法人)になる。
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2005年
●連続講座「在日の今を語る」開始し。以後毎年開催し現在に至っている。
●文化講座(韓国の伝統文化紹介)開始。現在に至っている。
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2009年
●「認定NPO法人」として認定される。
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2012年1月~2月
●開館10周年記念イベント開催
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2013年4月
●ハングル講座(講師:岩橋春美氏)開始。現在に至っている。
●当館の三つの目的を実現するために、常設展示、企画展示、講演会、連続在日講座、文化講座、ハングル講座、韓国旅行などの活動を続けている。