市民が作る

高麗博物館ができるきっかけは、一在日コリアンの新聞投稿でした。この投稿によって多くの良心的な 日本人と在日コリアンの市民が賛同して「つくる会」ができ、活動が始まりました。現在、全国に約700人の会員が毎年、会費や寄付を下さり、その費用を中心に運営しています。

運営するのは、ボランティア、運営委員、理事など全員が普通の市民です。運営委員会、理事会を毎月開き、合意を図って運営しています。全員がボランティアで、現在約80人が登録されています。
●企画展示は、当館の柱です。関心のあるテーマを学びたい人たちがチームを作り、学習、研究、現地調査などを1~4年間行って、パネルなどにまとめます。高麗博物館の展示室で3~4か月間展示をします。その間の来館者への説明、問い合わせなどはチームが当たります。パネル、図録、チラシの作成、宣伝、宣伝依頼などもチームが行います。
日本博物館学会のある先生が見学されて、『高麗博物館は博物館の原点だ』といってくださいました。
●講演会・イベントなどいろいろな企画もチームをつくり、人選、チラシづくり、推進計画の作成、宣伝などを行い、博物館全体に広げて進めています。

高麗博物館のボランティアたちは、博物館の目的を実現することに賛同し、そのために活動する中で仲間を得て、自分の得意分野を発揮して自己実現を果たしています。
市民ボランティアの活動なしには、高麗博物館は1日も運営できません。
まさに市民の、市民による、市民のための博物館です。