「徴用工問題」を考える会は、『朝鮮人強制連行の記録』(著:朴慶植)の読書会から始め、2021年の相模湖フィールドワークを初めとして、日本各地の追悼の場所を訪ねてきました。そこで、強制労働の歴史を地道に調査し、追悼の場を設け、記憶・継承に努める多くの市民の方々が活動されていることを知りました。そして、被害の実態や、遺族の苦しみなどを伺うことができました。
この歴史の事実と、全国の活動を伝える企画展を開催するため、これまで準備をしてきました。
パネル展示では、フィールドワークで訪れた各地の歴史、そして追悼する団体の活動を紹介しています。また、講演会や、活動されている方のお話を直接聞いていただくライブトークも行います。
日本の植民地支配の歴史から目をそらすことなく、交流し学び続けながら、事実を伝え、自分たちに何ができるかを話し合い、考え合いたいと思います。
2022年12月 群馬の森朝鮮人犠牲者追悼碑、
なぜ、この追悼碑を消そうとするのか
怒りを新たにしたフィールドワークとなりました。
2023年10月 戦争を支えた要の北九州市
八幡製鉄所前で語り部ぺ・トンノクさんの
熱い想いを受け取りました。
会のメンバー(サポートしてくださる方々と共に)
(2024年7月 企画展前日)