成立時期:2012年頃。
これまで歴史といえば男性たちの記録といっても過言ではありません。人口の半分は女性でありながら女性たちの歴史はこれまで顧みられることはありませんでした。日本に於いては朝鮮韓国それに在日の女性たちの歴史は、一顧だにもされてこなかったと思います。こういう状況は、古代から交流がある日本と朝鮮半島の歴史を考えると不自然なことと思います。
そういった日本人が知ろうとしなかった朝鮮女性たちの歴史を知りたいということが当会の目指すところです。
2014年に、韓国併合から1960年代までの朝鮮・韓国、在日の女性たちの展示を行いました。2017年8月30日からは、歴史の闇に埋もれていた産業「慰安所」、朝鮮料理店の女性たちに光を当てた展示を行います。
高麗博物館の朝鮮女性史研究会ならではの研究体験ができます。年に1~2回行うフィールドワークは滅多に体験できない貴重なものです。
時折、今は男女平等の時代で今更女性史ですかという問いを受けます。果たして本当にそうでしょうか?女性の歴史に特化しなくてもよい時代でしょうか。
それは全く違うといえます。まだまだ分からないこと調査されていないことがたくさんあります。
特に朝鮮・韓国、在日の女性の歴史は知らないことが多く記録として残されているものも少なく、今記録しなければ失われてしまう可能性もあります。知れば知るほどやりがいのある研究です。一度参加してみませんか。
【会報】ダウンロードできます
- 朝鮮女性史研究会 会誌 第8号 2017年6月27日発行
会誌 第9号 2017年11月16日
会誌 第10号 2018年3月1日
会誌 第11号 2018年7月1日
会誌 第12号 11月16日