関東大震災100年ー隠蔽された朝鮮人虐殺

2023年高麗博物館企画展
◆7月5日(水)~12月24日(日)
関東大震災100年
ー隠蔽された朝鮮人虐殺
植民地歴史博物館(ソウル)との連携企画

淇谷 「関東大震災絵巻」より 本邦初公開

1923年の関東大震災朝鮮人虐殺から100年。
虐殺の起きた背景には何があるのか、そして事実の隠蔽行為はなぜ今も続いているのか。
高麗博物館は関東大震災朝鮮人虐殺をテーマとした企画展を過去3回行い、資料の蓄積があります。
さらに今回は、新たに発見された淇谷「関東大震災絵巻」を本邦初公開します。
100年の記憶と歴史を継承するための多角的な展示です。
高麗博物館は今回の企画展を通して、
いわれなく殺された人々を追悼すると同時にご来場の皆さんと一緒に考える時間と空間を提供したいと考えます。

ほうせんか追悼碑(墨田区八広)

関連講演会
高麗博物館展示室(オンライン併用)
各回いずれも14:00~16:00

◆9月16日(土)
「軍隊と自警団の朝鮮人虐殺
─植民地戦争の経験から─」
講師:慎蒼宇さん
   (法政大学教授)

慎蒼宇さん (法政大学教授)

東京生まれ。2006年一橋大学社会学研究科博士課程修了。主著に『植民地朝鮮の警察と民衆世界』(有志舎、2008年)、『日本近代史の「不在」を問う──朝鮮植民地(征服/防衛)戦争からみた官民の「暴徒應懲」経験』(『歴史学研究(増刊号)』第989号、2019年10月)など

終了しました。

◆10月21日(土)
映画「In-Mates」の上映と
飯山由貴さんのお話
ー東京都人権部による上映不許可問題ー
講師:飯山由貴さん
   (現代美術家)

 

飯山由貴さん(現代美術家)

神奈川県生まれ。東京都を拠点に活動。映像作品の制作と共に記録物やテキストなどから構成されたインスタレーションを制作する。
過去の記録や人への取材を糸口に、個人と社会、および歴史との相互関係を考察し、社会的なスティグマが作られる過程と人々の非対称な関係性について可視化する。
近年の主な展覧会として、2023年『この病気にならないと理解できないと思います。どうせ、他人事でございましょう』(シアターねこ、松山)2022年『地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング』(森美術館、東京)など。

終了しました。

 

◆11月11日(土)
「朝鮮人虐殺を無かった
ことにしたい人たち」
講師:加藤直樹さん
  (ノンフィクション作家)

加藤直樹さん (ノンフィクション作家

1967年東京生まれ。出版社勤務を経てフリーランスに。主著に『九月、東京の路上で─1923年関東大震災ジェノサイドの残響』(ころから)、『トリック─「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち』(ころから)、『謀反の児─宮崎滔天の世界革命』(河出書房新社)など

終了しました。

 

◆12月9日(土)
「関東大震災時の朝鮮人虐殺
-証言から見えてくるもの-」
講師:西崎雅夫さん
   (ほうせんか理事)

西崎雅夫さん (ほうせんか理事)

1959年東京生まれ。明治大学在学中に「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し慰霊する会」(後に「追悼する会」と改称)発足に参加。2010年「一般社団法人ほうせんか」設立、現在理事。編著に『関東大震災朝鮮人虐殺の記録─東京地区別1100の証言』(現代書館)など

 

終了しました。

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