2024年高麗博物館企画展
「強制労働」「強制連行」の否定に抗う
~各地の継承・追悼の場をたずねて~
2024年7月4日(木)~2025年1月26日(日)
戦後最悪と言われる日韓関係には、「徴用工問題」が横たわっています。その問題を解決するためには、まず、朝鮮の植民地支配を認めなければなりません。
群馬の森追悼碑撤去に見られるように、歴史否定の動きがありますが、日本全国に強制連行・強制労働を伝える碑や説明版は数多くあり、犠牲者の追悼、歴史の継承を行っている人々も各地にいます。
今回の企画展では、各地の追悼の場所をフィールドワークしたパネルを中心に展示を行います。講演会の他に、私たちがフィールドワークや追悼式に参加した各地の方々をお呼びし、直接活動についてのお話を伺うライブトークも予定しています。多くの方が応援してくださるようになることを願っています。
1月20日 県の方針に反対の声をあげる人々(群馬県庁前)
追悼碑に埋め込まれていた鳩の陶板。人々の平和を祈って作成された。
直径7mの追悼碑を45cmの大きさで再現したレプリカと、鳩の陶板を展示しています(陶板の展示は8月末まで)。現在は、鳩の陶板等、追悼碑に埋め込まれていた3つの掲示板のレプリカを展示しています。