2021年在日連続講座

高麗博物館では2005年から在日コリアンの方からお話しを伺っています。

◆②8月21日(土)
14:00~16:00
講師:鄭 剛憲(チョン ガンホン)

「在日コリアンの
アイデンティティ

ー私たちにとって民族とはー」

1954年横浜生まれ 1960年秋から翌年3月までソウルで過ごす 早稲田大学卒業後、国籍ゆえに就職先がなく、やむなく在日韓国人が経営する零細企業で貸金業や不動産競売に携わる
2014年から7年間文化センター・アリラン事務局員

在日韓国・朝鮮人がなぜ日本いるのか、あなたはご存じですか? 1910年に朝鮮は日本に併合されました。その頃から、留学する若者や、土地を失った農民は職を求めて日本にやってきました。現在、日本に居住している在日韓国・朝鮮人の多くは、日本の植民地政策により渡日した子孫といえます。彼ら彼女らは長年日本に暮らしながら、本名を隠し通名という日本名で生きてきた人がほとんどです。本名で生きれば厳しい差別が待ち構えているからです。
日本は在日韓国・朝鮮人にとって本名では生きにくい社会なのです。

紆余曲折を経て対等な隣人になったはずの朝鮮半島をルーツに持つ人々。その隣人が日本で暮らす困難さに思いを馳せてみませんか。

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◆⑥10月23日(土)
14:00~16:00
講師:深沢 潮(作家)
「見えないひとびと、
声なきひとびとを描く」

©文藝春秋社

在日一世の父と在日二世の母を持つ。
2012年、「金江のおばさん」で第11回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。著書に「縁を結うひと」(「ハンサラン 愛する人びと」改題)
「緑と赤」「ひとかどの父」「海を抱いて月に眠る」など。

今回は、在日コリアン、あるいは女性たちなどの、見えにくく、声が届きにくい人々を描く作品を数多く発表していらっしゃる、作家の深沢潮さんをお迎えします。この夏には戦時下の沖縄にいた朝鮮の女性たちを描いた新刊「翡翠色の海へうたう」の出版も予定されている深沢さんのメッセージを聞き、この『日本に在る』私たちすべてが、真の多様性を認める社会について考える機会に出来ればと考えます。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

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