展示中 企画展

★お願い:6名以上の見学希望の方は下記の団体・グループ見学申込書にご記入の上、お手数ですがFAXかメールにてお送り下さいますようお願い致します。   

★講演会・講座の当日は、準備のため見学できません。

コロナ感染対策の予約制は継続しておりますのでできる
限りの予約をお願いい
たします。
下記の予約表にあります項目をすべてご記入頂きお送り下さい。
その他TEL/
FAXもOK!
TEL:03-5272-3510    FAX:03-3207-0533
★ご来館前には検温実施して頂き、下記に当てはまる方は、ご来館自粛をお願い致します。
*平熱と比べて1度以上高い発熱がある場合
*咳・咽頭痛などの症状がある場合
*過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある場合
★ご入館前
には検温をさせて頂き、一定値以上の発熱のある場合には入館をお断りすることもありとご承知おき下さい。
★ご入館時のマスクの着用はご自身で判断してください。

2023年関東虐殺100年の取り組みを終えて

2023年、関東大震災100年にあたって高麗博物館では、関東大震災時の朝鮮人・中国人虐殺に館を上げて取り組む方針を打ち出しました。
その中核が、7月5日~12月24日の間、開催した企画展「関東大震災100年─隠蔽された朝鮮人虐殺」でした。
取り組みを終えて時日が経ちましたが、改めて総括を行い、日本社会の現状に鑑みて高麗博物館として意見を表明します。

全文

2024年 高麗博物館企画展

ハンセン病と朝鮮人─壁をこえて─
講演会/ ギャラリートーク  

記録映像上映と金順子ミニトーク

4月20日(土)14時~15時半 (13時半開場)
私たちもあんな綺麗なチマチョゴリを着て踊ってみたい…
ハンセン病療養所・多磨全生園のハルモニたちのそんなささやかな願いが、実現しました。

1990年、ハルモニたちは、全生園を慰問公演で訪れた韓国舞踊家・金順子さんの舞台に魅了されます。そして、自分たちもやってみたいと!金さんを招いて「アリラン会」を結成しました。以後13年にわたって活動、ステージ発表もしました。

高齢でハンセン病による後遺症があっても、やりたい楽器や演目を金順子さんにリクエストするハルモニたちと、それに応える金順子さん…
数々のエピソードがあります。当時の映像を交えて、金順子さんに語っていただきます。

青春を謳歌するハルモニたちの姿にふれてみませんか。

 

 

要申込➡

※ギャラリートークの時間中
(13:30~15:30)は、

一般の見学はできません。

 

 

 

 

 

菊池恵楓園の「友愛会(韓国・朝鮮人自治組織)二十年史」の表紙


◆2024年1月10日(水)
~6月30日(日)
時間:12:00 ~17:00 (月・火曜日を除く)
場所:高麗博物館展示室
入館料:一般 400円(中高生 200円)

パネル展示の主な内容
●無らい県運動とは何か
●ハンセン病と優生思想
●ハンセン病と天皇制(救らい思想と天皇の慈恵主義)
●米軍統治下沖縄のハンセン病政策
●ハンセン病者の文学の投げかけるもの
●部落差別とハンセン病(光田健輔の差別調査)
●療養所の朝鮮人(在日朝鮮人入所者の全国分布など)
●在日朝鮮人入所者の生活実態・
 金相権さん、李衛さん、金夏日さん
●在日朝鮮人入所者の生活実態・
 在日患者聞き取りに参加して
●在日朝鮮人入所者の生活実態・
 女性と子どもたち
●日本植民地下の小鹿島更正園の患者収容実態
●植民地朝鮮の隔離政策
●韓国の「定着村」(仁川)とその後
●家族訴訟と旧植民地朝鮮・台湾の補償金請求問題
●菊池事件を考える
●コロナ感染症とらい予防法
*内容は変更する場合があります。ご了承下さい。


チラシ(表)👉
チラシ(裏)
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「ハングル講座」撮影:趙根在(写真協力 国立ハンセン病資料館)

詳細はこちら

 

 

 

 

 

展示予定 企画展

2024年 高麗博物館企画展 

「強制連行」「強制労働」の否定に抗う  
~各地の追悼・継承の場をたずねて~ 

2024年7月4日(木)
~2025年1月26日(日)

県立公園「群馬の森」朝鮮人労働者追悼碑「記憶 反省 そして友好」
2024年1月29日、群馬県は行政代執行による追悼碑の撤去を開始した。
1月20日、県の方針に反対の声を上げる人々(群馬県庁前)

戦後最悪と言われる日韓関係には「徴用工問題」が横たわっています。
その問題を解決するためには、まず朝鮮の植民地支配を認めなければなりません。
群馬の森追悼碑撤去に見られるように歴史否定の動きがありますが、日本全国に強制連行・強制労働を伝える碑や説明板は数多くあり、犠牲者の追悼、歴史の継承を行っている人々も各地にいます。
今回の企画展では強制労働についての講演会の他に、私たちがフィールドワークや追悼式に参加した各地の方々をお呼びし、直接活動についてのお話を伺うライブトークも予定しています。多くの方が応援してくださるようになることを願っています。
ぜひご来館ください。

 

チラシ(表)➡

チラシ(裏)➡

 

講演会・ライブトーク

 

 

 

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2024年 在日連続講座 

高麗博物館では2005年から在日コリアンの方からお話しを伺っています。

6月8日(土)
14:00~16:00
「下心のレイシズム」に  抗う
―私にとっての「ニュース女子事件」(旧DHCTV)—

講師:辛淑玉(シン・スゴ)
参加費:1,000円
オンライン・会場開催のハイブリット方式
要予約
チラシ

2017年にMXTV『ニュース女子』は、辛淑玉さんが沖縄の米軍基地反対運動をする人々にお金を渡して沖縄に送り込んでいると放送しました。「反対派は日当をもらっている」「反対派には日本人ではなく、韓国人、中国
人がいる」などと、何の根拠もない事柄を事実であるかのように放送しました。
根も葉もない放送をしたこの番組制作会社を、辛淑玉さんは名誉棄損で提訴し、21年9月1日の地裁で勝訴。23年に最高裁で勝訴が確定しました。辛淑玉さんはこの事件を受けて、「『ニュース女子』のように日本の近隣諸国をルーツとする人々を叩くのは、この番組特有のものではなく、日本人大衆の多くが共有するものである」と語っています。
在日連続講座では、昨年に引き続き在日の方々に対するヘイト問題に関して、今年も取り組んでいきたいと
この講座を企画しました。辛淑玉さんのこの経験をもとに、日本の中にある根強い差別意識を考える講座に
したいと思います。

辛淑玉(在日三世)さん
実業家。反レイシズム国際ネットワーク「のりこえねっと」共同代表。
広告代理店の特別宣伝班を経て、企業内研修の会社を起業。
明治大学政治経済学部客員教授、
米:UCSD客員研究員
独:HHU 現代日本研究所客員研究員を終えて現在に至る。
2000年 石原都知事の三国人発言に抗い「多文化探検隊」を主催。自治権大賞受賞。
2003年 多田謡子反権力人権賞
2013年 エイボン女性年度賞受賞
著書:「怒りの方法」「差別と日本人」など多数

参加申込➡

 

 

2024年 高麗博物館イベント 

現在、企画中です。しばらくお待ちください。

関東大震災から100年の今を問う
〜過去に学び、未来の共生社会を作るレッスン〜

◆7月31日(月)
◆新宿区立四谷区民ホール
◆開場:18時  開演:18時30分
(終演は21時)
◆チケット 前売:2000円/当日:2500円
学生:1000円(全席自由)

終了しました。

〈第1部〉
◆関東大震災 描かれた朝鮮人虐殺を読み解く

 

淇谷 「関東大震災絵巻」より

「関東大震災絵巻」二巻は2年半後の大正15年の作だが、これまで一度も公開されたことがなく、100年を待っていたかのごとく、はじめて世の中にでてきた。2巻合わせて32mにもなる長大な巻物の1巻目の最後に、衝撃的な朝鮮人虐殺場面が現れた。作者は雅号「淇谷」と記されていたが、誰なのか。最近、福島県西白河郡泉崎村出身で、小学校の教員を長くしていた画家・大原彌市であることが判明した。その画面からは、虐殺行為は警察官と軍人、さらに自警団が官民一体となって行っていたことが読みとれる。他の複数の画家たちが残した虐殺絵と、新資料の虐殺場面を紹介しながら、これまでのいきさつとともに、当時の画家たちが私たちに何を伝えようとしたのかを、皆さんとともに考えてみたい。
(新井勝紘)

新井勝紘 高麗博物館前館長


〈第2部〉

◆韓国現代アーティストの映像作品に見る
『ルワンダ虐殺の記憶』

ジョン・ヨンドゥ「Kigali, into the night」

この度「関東大震災虐殺から100年」という趣旨に共感して、韓国を代表する現代アーティストであるジョン・ヨンドゥ氏が、アフリカのルワンダで取材・制作した映像作品「Kigali, into the night」の上映を許諾してくださいました。1994年の大量虐殺事件という悲劇が過ぎた現在も、目に見えない緊張と危機感の中に置かれているルワンダの「空気」を深く捉えた作品と言えます。この機会に、「関東大震災朝鮮人虐殺」というテーマがより拡張された普遍的な文脈で再照明されること、および韓国現代アートの生き生きとした活動が広く知られることを望んでいます。(徐京植)

徐京植 高麗博物館理事
ジョン・ヨンドゥ

ジョン・ヨンドゥ氏の主要作品は韓国国内はもちろん、ニューヨーク近代美術館(MOMA)にも収蔵されている。日本では2014年11月8日から2015年2月1日まで水戸芸術館で開かれた大規模個展「地上の道のように」で、原発事故による放射能汚染という目には見えにくいテーマをいかにしてアートとして表現するかという難題に、3D映像技術を駆使して挑戦し大きな注目を集めた。

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チラシ(裏)⇒

終了しました。